鎖大師さんへ泊めて頂きました翌日、帰りの便を羽田空港発14時55分の便にしておりましたので、せっかくなので朝から鎌倉市内を歩いて巡りました。

御葬儀に向かう御住職さんの車に乗せて頂き、朝の8時半頃に鎌倉駅の近くで下ろしてもらいました。

駅のコインロッカーに荷物を預けて、徒歩にて先ずは「段葛」。



ニノ鳥居から三ノ鳥居まで、それは続いてます。


一ノ鳥居から鶴岡八幡宮までを結ぶ真っ直ぐな通りは鎌倉のメインストリートであった若宮大通り。


二ノ鳥居から一段高くなっているのが段葛と言い、頼朝が妻・政子の安産を祈願して建造させて八幡宮に奉納したのがその始まりと言います。


おそらく周りが湿地帯だったために、自ら陣頭指揮をとって家来どもに石を運ばせて石積みを行いぬかるみに足を取られずお参りができるようにしたのだと言います。




徳島県には有名な「かずら橋」と呼ばれる葛=つたを編んで作った架け橋がありますが、これは架け橋の代わりに道路を渡したと言えるでしょう。



結構な長さ。


二ノ鳥居からは、八幡宮は見えません。


桜は残念ながらほぼ葉桜に変わっていました。


朝でしたのでまだ人も少なかったですが、正午が近付く頃には、外国人を含む大勢の人たちが所狭しとこの道を行き交っていました。

京都のように、この鎌倉もインバウンド景気に沸いていました。

ありがたいことです。

続く→。